第4回市民公開講座 |
10月28日午後2時より、2012年度第4回(通算23回)の市民公開講座が開催されました。
テーマは「子育て不安を乗り越える~日本の幼児教育・保育を通して健やかな成長を~」、講師に佛教大学特任教授の杉山隆一先生をお迎えしました、
日本の少子化は1990年の1.57ショック以来、今なお低下傾向にあります。2011年、国はこの少子高齢化に対応するため、「子ども・子育て新システム」を打ち出しました。はたしてこの子育て支援施策は、多くの国民の願にこたえられるのでしょうか。答えは、「否」のようです。
新システムでは、子どもたちの育ち合いに必要な時間や空間がどんどん狭められていく傾向にあります。保育の現場で働く者も、時間の切り売りになりそう。私たちも、どんどん制度や政策に目を向けていかなければならないようです。