今年のテーマは、「仲間とともに専門的力量を高めよう―現場で生きる研究活動のすすめかた―」。学生・卒業生・教職員など63名が参加し、「実践と研究」について学びました。
最初に、白井舒久(本学名誉教授)より基調報告がありました。
障害者現場の日常にどれほど貴重な研究データが潜在しているか、それらの系統的な積み重ねがどれほど自らを高め自己実現につながるか、実際の資料を使っての報告でした。
働きながら研究するポイント(基調報告) |
続いて、代田盛一郎(本学講師)より学童保育文化研究会の活動報告。
卒業生で学童保育文化研究会の東山愛子さんは、「今の子ども達は、・・・なぜ、自分に自信が無かったり、新しいことにチャレンジすることを怖がるのか」と語りかけ、「学童保育での『生活と遊び』」について話題を提供しました。
学童保育の仲間たち |
まずは、ICFとは何か、どのようなツールなのか、実際の活用方法は・・・などの話があり、加えて、まだまだICFが定着していない現状や悩み、そこからの改善について、卒業生の赤木雅一さん、高目智史さんより、実践報告がありました。
職場の悩みを力に変えよう |
最後に、現場の実践を研究に生かそう、そのために本学の教員と卒業生で積極的に研究会活動をしようとの呼びかけがありました。
(研究会活動についてのお問合せは、本学福祉実践研究センターまで)。
熱心に聞き入る参加者 |