2014年11月19日水曜日

市民公開講座が開催されました

1026()2014年度第2回目の市民公開講座が開催されました。
テーマは、もし家族や自分が認知症になったら~ 知っておきたい認知症介護の き・ほ・ん ~。
講師は、介護福祉士としての実績をもつ本学の小田史准教授。後進の指導に意欲的です。

ケアの実践で最も大切な考え方、それは日本国憲法です。第11条、13条、25条を紹介し、これらの条文が生きる実践として、パーソンセンタードケア、バリデーション、ユマニチュードの考え方をレクチャーしてくれました。カタカナで書かれるとなんだか難しい理論のような気がしますが、日本人にとっては「気配り」「配慮」「謙虚」「共感」。これが認知症ケアにとって、とても重要なのです。認知症ケアには「大変だ」というイメージがつきまといますが、「日本国憲法を日常生活で実践すること」と考えることもできるのですね。