2013年6月18日火曜日

2013年度第1回(通算24回)市民公開講座が開催されました

 6月15日午後2時より、2013年度第1回(通算24回)の市民公開講座が開催されました。

 テーマは、「登校拒否・不登校支援の現状とこれから~教育・福祉両面からのアプローチを考える~」。講師に、福山平成大学准教授、中原大介先生をお迎えしました。今回の参加者は、25人。当日は雨脚が強く、参加を見合わせてしまったという方も・・・。


 さて、「登校拒否」、「不登校」という言葉にも歴史があり、時々の社会情勢によって、解釈にも対応にも差があったようです。何か、暗いイメージを抱きがちな言葉や現象ではありますが、今日では、こうしたことを家庭や個人の問題だけに帰する傾向や、学校教育だけを問題視する傾向もなくなりつつあるようです。

 今では、「ニート」、「ひきこもり」、「発達障害」といった言葉や現象とつながりながら、広く社会参加の在り方として考えられるようにもなってきました。世間の理解と社会的な支援の継続が徐々に芽生えはじめ、支え合いの地域ネットワークも形成されつつあります。

 参加者のみなさんからは、さらに踏み込んだ内容で、第2弾、第3弾の講座を開催してほしいとの要望が寄せられました。

次回の市民公開講座は、9月7日(土)です。ぜひ、ご参加ください。
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